つれづれに

とりあえず

ぼちぼち準備しようと思っていたが、全く進まない。  それなりに面白いと思う映画も観たし、本も読んでいるが、書く意欲が今ひとつ湧かない。  テーマが設定できないからか。ただ感想を書きつけるのでもいいと思うのだが。  書く姿勢と「生活の練習」の...
生活の練習

世界は壊れかけている……、私は……、私も……?

ブログを100回書き終わったのが去年の12月7日。もう1年が過ぎる。何もしてないので時間が経つのが早い。  書きたいことなどないのだなと思う。それでも書くとしたら、やっぱり本とか、映画のことか。身辺雑記を書きたいとは思えない。  私の生活は...
差別

ガザ・ジェノサイド

ガザで起きているジェノサイド。  10月27日の京都大学有志の会による緊急セミナー「歴史の忘却に抗して」を、遅ればせながらネットで見た。  岡真理さんの講演、ガザの状況が居たたまれないという切羽詰まった思いがバチバチ出ていて、抑えた怒りが沸...
生活の練習

生活の練習

ハマス(パレスチナ・ガザ地区の反イスラエル抵抗組織)のイスラエルに対する大々的な攻撃。そして比較にならないほどのイスラエルによるガザに対する攻撃。ロシアに対峙するウクライナを支援する国々、人々は、イスラエルに対峙するパレスチナを大々的に支援...
生活の練習

生活の練習

都営住宅に暮らしはじめて、あと5年で50年になる。すごいな~、50年か。  差別の最前線はあちこちにあるが、都営住宅もまた差別の最前線だと思う。住んでいる人種が違うと言われたことがある。    底辺から社会を見る。    底辺から人間を見る...
つれづれに

とりあえず

ブログをまた始めようと思う。  あっという間に8ヶ月が過ぎた。ブログを書かないのだったら、サーバーと契約しているのも無駄なので、解約して、ブログ自体が消えてしまってもいいかなと思った。自分について書きたいことは書きつくしたし、惜しくはないと...

『ランスへの帰郷』

恥が誇りに変貌する瞬間、それは一貫して政治的なものである。支配と服従のメカニズムはどのように作動したかについて考察するために過去を振り返る。どういう本に影響を受け、どういう本を血肉として自分を育ててきたかの省察でもある。

『こんな風に過ぎて行くのなら』

 浅川マキという歌手がいた。  野坂昭如が、「あなたは、最後は、養老院で誰にも相手にされずに、あたしゃね、これでも昔は、ちっとは名の知れた歌手でね、と言っているだろうよ」と、言ったとか。そういう最後も悪くはないと思う。

『家畜人ヤプー』

こういう世界に、ファナティックに耽溺する人がいるのだと目を開かされた1冊。人間の理性を奪う方法、苦痛を歓喜、僥倖に変える方法の言及にも関心がいった。根本原理は、宗教そのものの原理であり、オーソドックスな方法だと思う。

『緋色の記憶』

裏さびれたバス停に緋色のブラウス姿で降り立ったエリザベス・チャニング。同僚の教師で、妻子あるレランド・リードを愛する。そこから「チャタム校事件」と呼ばれる未曽有の悲劇が始まる。