2021-09

『彼女は頭が悪いから』

「2016年5月11日、東京大学男子学生5人、強制わいせつで逮捕」 現実に起こった事件に着想を得た書き下ろし小説。あるがままを誰かに受け止めてもらえること。これが傷ついた人間が究極に求めることではないか。ここを通してしか再生はないのではないかと思う。

『謝るなら、いつでもおいで』

2004年、佐世保小六女児同級生殺害事件。12歳の小学6年生が、同級生を、カッターナイフで殺す。現実に起こったことだと信じられなかった。 被害者の父親が、事件後すぐに報道陣の記者会見に応じていたので、とても驚き心配になった。ひどく深く自分を損なってしまうのではと、とても気にかかった。
映画

映画「東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート」

都営霞ヶ丘アパートはオリンピックのために取り壊された。住民の意向を無視して、特に高齢者の生活基盤を破壊した。それも聞く耳を持たない東京都の高圧的なやり方で。これは紛れもない事実である。
つれづれに

つれづれに

菅義偉首相が自民党の総裁選に出馬しないと表明。安倍政権下で、幹事長として人事で官僚を押さえつけて言いなりにし、その手法を首相になってもやってきたツケが回ったのだろう。 「日本という国の底が抜けてしまった」と言ったのは、高村薫だっただろうか。...