家族

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映画「カポーティ」

アメリカ中西部カンザス州ホルカム村で起こった一家4人惨殺事件。「静かで保守的な社会と二人の犯人、無防備な人々と犯罪的暴力。事件の夜、その二つが交錯した」 残忍で目を覆うような犯行を取材し、関係者をインタビューし、犯人二人の話を聞き、『冷血』という小説を書いたカポーティ。
映画

映画「そして父になる」

是枝裕和監督 2013年 「血の繋がりとは何か」「親子とは」「家族とは」を考えさせられる映画だった。 人は人的な環境に育てられる、強い影響を受ける、それは血の繋がりよりも濃いと感じさせられる映画だった。 『ねじれた絆』が参考資料に挙げられて...

『ある男』

平野啓一郎著 文藝春秋 2018年 武本里枝は2歳の次男を亡くし、その治療の過程で夫との間に決定的な亀裂を生じ、離婚する。その後父の死を契機に、長男を連れて、宮崎の実家に帰る。実家の文房具店を切り盛りしながら、心の整理がつかない状態で暮らし...

『ねじれた絆』

奧野修司著 文春文庫 2002年 1977(昭和52)年7月28日、沖縄の新聞「琉球新報」に赤ちゃん取り違えの記事が掲載された。 「6年間育てたのに……実は他人の子だった 病院が取り違える 双方、実子引き取りへ」 幼稚園での血液検査で、伊佐...