2022-09

映画

映画「茜色に焼かれる」

社会の底辺でおしひしがれている人たちの息苦しさ、どうしようもなさ、無力感、屈折する怒り。一人は自殺し、一人はそれでも私はこうやって生きていくしかない、こうやって生きていくのだと、世間に宣言しているような映画だった。

『護られなかった者たちへ』

生活保護制度の矛盾や不条理。他者に対して敬意をもつという姿勢が、「公」の現場やそこに影響を与える人々に欠落している。だから「北九州方式」などというやり方が罷り通っているのだろう。

『大丈夫な人』

社会的に弱い立場にいる人の持つ、もどかしさ、あきらめ、鬱屈感が、悪い状況を打開するのではなく、身を任せ、流されてしまう方向に動いていく。受け身の人間の心の働かせ方が、これでもかと描かれている。
つれづれに

つれづれに

マウスが使えなくなって、パソコンが操作できなくなって、愕然とした。私の生活、世界は、パソコンを通してネットと繋がることで成り立っているのだと。一人暮らしを支えているのはネットなのだと。 東日本大震災の時、テレビを持っていなかったので、やっぱ...