つれづれに

 

 衆議院議員選挙が終わった。結果は自公政権の絶対的安定多数。野党共闘は部分的に実を結んだところもあったが、立憲民主党は公示前の議席を減らした。

 選挙報道が大好きで、10月31日の投票日当日の夜8時から翌午前1時過ぎまでTBSラジオの選挙特番を聴いていた。テレビは見ないので分からないが、10年ほど前に見ていたテレビなどよりずっと庶民目線で、会見インタビューも鋭くて、おもしろかった。

 東京8区に住んでいるので、今回はますますエキサイティングだった。山本太郎が出馬と聞いたときは、インパクトありすぎだった。おもしろくなりそうだと思ったのも束の間、野党共闘で立憲の吉田はるみにほぼ決定していたのにと、市民連合からの非難が吹き上がり、山本太郎は出馬を取りやめた。その辺りの経緯はSAMEJIMA TIMEZで知ることができたが、山本太郎の態度は立派だった。吉田はるみへの応援演説は感動的だった。

 そして最終的には、10回連続当選の石原伸晃は落選し、吉田はるみが当選した。石原は比例での復活当選もなく、完全に議席を失った。投票日の数日前に、石原陣営からウチにまで電話がかかってきたのには驚いた。今まで一度もなかったことで、よほど厳しい選挙だと認識していたのだろう。びっくりした拍子に電話を切ってしまったが、ウチの電話番号をどこで手に入れたか聞くべきだったと後で思ったが、それこそ後の祭りだった。

 小選挙区で落選した甘利明幹事長は辞任し、茂木敏充に変わり、立憲の枝野幸男代表も辞意を表明した。この2、3日の目まぐるしい政治の動きに目が離せなかった。来年の参院選までどんな動きがあるか、楽しみだ。

 

 

 

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