ブログを始めて2年が経つ。ボチボチと100回を目指そう。これまで個人的なテーマをとりとめもなく書いてきたが、少し視野を広げたい。
私は経済的弱者なので、差別的な視線を受けることがしばしばある。今回のテーマは、ルーツによる差別に関するものを選んでみた。
友人知人もほとんどいないが、少しずつブログのことを伝えている。読んでくれているかわからないが…… 最近伝えた知人には、私が書いているのかと疑われた。悲しみや、怒り、トラウマや、被害妄想が噴き出して辛くてたまらなくなった。
ここに私の原点があると思った。
私の中では、疑われることが、イコール自分で自分を否定することにまっすぐ繋がっていた。自分を傷つけながら、本当のことを言ったら、相手がどんなに傷つき悲しむだろうと、ずっと自分のほうを押し殺して、なかったことにして、うまくやってきた。
その結果、私は自分の本当を、だれにも話せなくなってしまった。
自分でも、自分の本当がわからなくなることもあった。
本当のことを話したら、相手は嘆き悲しむかもしれない。怒りを爆発させるかもしれない。でも、私の中にも、悲しみ、怒り、嘆き、絶望がある。それを認められるようになった。認められたからといって、人と付き合うのは嫌だと、体のほうが反応してしまうのだが。
仕方がないと思う。
救いはないな、なくてもいいけれど、と明るく思っている。
ブログの50回で、気持ちが随分楽になったのは、自分の本当を素直に出せるからだと気がついた。2年後、100回でもっと楽にならないかと期待している。